ネット上の通貨(暗号資産)が作り出す新しいお金の形について
「情報のインターネット」から「価値のインターネット」へ移行します。
インターネットの登場は、私たちの「情報のやり取り」を劇的に変えました。かつては手紙やテレビを通して情報を得ていましたが、今は世界と繋がるインターネットから瞬時に情報を得ることができます。
そして、Web3.0 の時代、次にインターネットが変えるのは、「お金(価値)」そのものです。
カテゴリーカテゴリー「Web3.0 お金を稼ぎ守る」の第一歩として、ネット上の通貨である「暗号資産」がもたらす革命についてお話しします。
1. 「情報のインターネット」から「お金のインターネット」へ
これまでのインターネットは、いわば「コピー機のネットワーク」でした。
- 情報のコピー: 私があなたに写真をメールで送ると、私の手元にも残り、あなたにも届きます。データが「2つ」に増えるこの仕組みは、情報を広めるには最適でした。
- 二重支払いの問題: しかし、お金がコピーできては困ります。送信者の手元にお金が残ったまま受信者も受け取れるようでは、お金の価値がなくなってしまうからです。
この問題を解決し、「コピーできないデジタルデータ」を発明したこと。それが、暗号資産(ブロックチェーン)の最も革新的な点です。
- これまでの送金: 銀行という「仲介役」が、通帳の数字を書き換えることで、成立していました。
- 暗号資産の送金: 仲介役がいなくても、インターネットそのものが「そのお金は確かにあなたのもの」と証明し、直接相手に届けることができます。
これこそが、価値を直接やり取りできる仕組みとして、世界中で熱狂的に支持されている理由なのです。
2. 暗号資産が持つ「3つの自由」
既存の銀行システムにはない、暗号資産ならではの「3つの自由」を見ていきましょう。
① 国境からの自由(ボーダレス)
海外送金にかかる高い手数料や数日間の待機時間はもう不要です。まるでLINEを送るかのようなスピードと低コストで、地球の裏側へ直接お金を送れます。
② 権力からの自由(分散化)
特定の国や中央銀行が決めたルールにより、自国通貨(円など)の価値がインフレ等で下がってしまうリスクがあります。しかし、暗号資産はプログラムによって発行枚数が厳格に管理されているため、誰かの都合で価値が操作されることがありません。
③ プログラムできる自由(スマートマネー)
「もし〇〇という条件が達成されたら、自動でお金を支払う」という契約を、お金そのものに書き込むことができます。これを「スマートコントラクト」と呼びます。
3. 深掘り:プログラムできるお金(スマートコントラクト)の凄さ
「支払い条件を設定できる」とは、具体的にどういうことでしょうか?
具体的な「条件設定」の例
- ネットショッピング: 「商品が届いた(追跡完了)」瞬間に、代金が自動で売り手に支払われる。
- 不動産取引(宅建に関連): 「登記の書き換えが確認された」瞬間に、仲介業者を介さず代金が自動で振り込まれる。
- デジタルアート(NFT): 作品が転売されるたびに、販売価格の数%が作者に自動で還元される(ロイヤリティ)。
なぜこれが革命的なのか?
- 仲介役が不要: プログラムが自動実行するため、銀行や弁護士などの「確認する人」を挟む必要がなくなり、手数料が大幅に安くなります。
- 不正ができない: ブロックチェーン上の条件は改ざん不能なため、約束が必ず実行されるという「信頼」が担保されます。
4. 「稼ぐ」だけでなく「守る」ための知識
このカテゴリーのタイトルは「お金を稼ぎ守る」です。 Web3.0の世界では、「自分の資産の管理者は自分」という絶対的なルールがあります。銀行のように暗証番号を再発行してくれるセーフティネットはありません。
- ウォレットの管理
- 秘密鍵の厳重保管
- 怪しいプロジェクトを見抜く目
これらを身につけることは、新しい時代を生き抜くための「現代の護身術」なのです。
結論:価値を直接やり取りする時代の主役へ
Web3.0 時代の主役は、間違いなく「価値を直接やり取りできる仕組み」である暗号資産とブロックチェーンです。
一人の権力者に導かれるのではなく、自分自身が「自分の銀行」となり、自律して資産を築き、守っていく。そんな新しいお金の形を、一緒に学んでいきましょう!


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