ハイサイ! 前回、19歳で本土に渡った僕が、あまりの寒さに「しもやけ」になったお話をしました。
実はあの時、僕の「手」だけでなく、「目」までもが信じられない衝撃を受けていました。
あれは上京してすぐ、3月のことでした。知り合いから「鎌倉に連れて行ってあげるよ」と鎌倉の海へ行った時のことです。
海が見えた瞬間、文字通り「目が点」になりました。 そして、思わず声が漏れてしまいました。
「えっ……海が、黒い!?」
知っている海と、あまりに違いすぎた
沖縄育ちの僕にとって、「海」といったらエメラルドグリーンかコバルトブルーの色です。 そして砂浜は、珊瑚のかけらでできた真っ白な砂浜です。
でも、目の前に広がっていた海は、僕には鉛色のような暗くて黒っぽい色に見えました。 そして、足元を見ると、砂までが黒っぽいのです。今の僕なら、黒っぽい砂浜は、火山灰や砂鉄の影響なのは理解できるのですが、その当時そんな知識もありませんでした。
「これが鎌倉の海なの?」
本当にビックリしましたし、心の中では、「やっぱり海は、沖縄が1番さー」 そう思ったのを覚えています。
「黒い海」の正体は、栄養の塊だった
しかし、大人になった今なら分かります。 あの海が黒かったのには、ちゃんと理由があったのです。
- 黒潮(くろしお)の影響: 日本近海を流れる暖流は、色が濃く「黒潮」と呼ばれます。
- プランクトンの豊富さ: ここが一番重要です。
沖縄の海がなぜあんなに透明で青いかご存じですか?
実は、「栄養(プランクトン)が少ないから」なんです。 水が綺麗すぎる、いわば「海の砂漠」のような状態なんですね。
一方、本土の海が暗く見えるのは、それだけ多くのプランクトンや栄養分が含まれている証拠でもあるのです。
衝撃の結論:魚は本土の方が美味い説
ここで、僕の個人的な意見ですが、決定的な結論をお話しします。
「海を見るなら沖縄。でも、魚を食べるなら本土」
19歳の僕が本土に来てビックリしたのは、寒さや海の色だけではありません。 魚の美味しさです。
冷たい海水で身が引き締まり、豊富なプランクトンを食べて脂が乗った本土の魚(アジ、サバ、ブリなど)は、本当に美味しいと思います。これは、温かい海でのんびり育った沖縄のカラフルな魚(淡白な味)では、正直勝てないかもしれません。
「海の色が黒いのは、魚が美味しく育つための栄養の色だったんだ」
そう気づいたとき、あの鎌倉の黒い海が、なんだか力強くて頼れる存在に思えてきました。
「見る」贅沢と「食べる」贅沢
- 沖縄の海: 心を癒やす、圧倒的な「青」
- 本土の海: 胃袋を満たす、豊かな「黒」
どちらも素晴らしい、日本の宝だと思います。
もし、あなたが美味しい魚をたっぷり食べた後は、あの透き通るような「青さ」が見たくなると思います。そんな時は、迷わず沖縄へ飛んでください。
個人的にオススメする沖縄の海は、「美ら海水族館から見える海」です。そこから見える海は、真の「美ら海」です。
沖縄の「美ら海」を見たくなったら、オススメの旅行会社があります。僕の実家近くの老舗の旅行会社です。ぜひ一度見てみてください!


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