1. 英単語を「ブロック」のように分解する
前回までは、ゴロ合わせ(音)や、語源の物語(歴史)を使って単語を攻略してきました。 今回は、よりロジカルなアプローチになります。英単語を「レゴブロック」のように分解して理解する方法をご紹介します。
この視点を持つと、ひとつの英単語を覚えるだけで、芋づる式に10個、20個の単語が分かるようになります。 今日のターゲットは、instruction(インストラクション)です。
2.「instruction」は「教えること」ではない?
「instruction = 教えること」 もちろん、試験ではそれで正解です。しかし、本来の意味はもっと深く、美しいものです。
この単語を3つのブロック(接頭辞+語根+接尾辞)に分解してみましょう。
【分解図】
- in-:接頭辞 (中に)
- struct:語根 (建てる・積む)
- -ion:接尾辞 (名詞にする語尾)
真ん中の struct は、Structure(構造)や Build(ビルを建てる)と同じ、「積み上げて建てる」という意味です。
これらを繋げると 「(相手の)心の中に、情報をひとつひとつ積み上げて、立派な建物を建てること」になります。
ただ情報を渡すだけではありません。 相手の中に、確かな構造物(知識の体系)を「建設」してあげること。それが本来の instruction(教育・教授)の意味なのです。
こうイメージすると、自分の中で英単語(instruction)が息づいている感じがしませんか?
3. イメージと発音のリンク
では、このイメージを持ったまま発音してみましょう。
- イメージ: 教授役のインストラクター(教官)が、生徒の心の中に、レンガを積み上げるように情報を「建てている」姿をイメージします。
- 発音:instruction(インストラクション) 「イン(中に)」+「ストラクト(建てて)」+「ション(いくこと)」というリズムです。
4. 語源の「struct(建てる)」で応用力を広げる
ここからが、この学習法の真骨頂です。語根「struct = 建てる」という中心パーツさえ知っていれば、他の単語も「推測」できるようになります。
ケース①:construction(コンストラクション)
- con-(共に・一緒に) + struct(建てる)
- 意味:みんなで一緒に力を合わせて建てること ⇒ 「建設・工事」
ケース②:destruction(デストラクション)
- de-(下に・離れて) + struct(建てる)
- 意味:建てたものを下に崩してしまうこと ⇒ 「破壊」
どうでしょうか? 今までバラバラに覚えていた単語が、「建てる(struct)」という一本の線でつがったはずです。 これが、構造で覚える(ボキャブラリー・ビルディング)の威力です。
5. まとめ:言葉の「建築家」になろう
英単語は、ランダムな文字の羅列ではありません。 意味を持ったパーツが、建築物のように計算されて組み合わさっています。
- in(中に)建てれば、instruction(教授/教育)
- con(共に)建てれば、construction(建設)
- de(崩して)しまえば、destruction(破壊)
この法則に気づけば、知らない単語に出会っても怖くありません。 「あ、このパーツ知ってる!」と、自分で意味が想像できるようになると思います。
P.S. 英単語「instruction:教えること」とは「教えを相手の中に建てること」です。 この語源を知ると、人に何かを伝える時の意識が少し変わりませんか?
単に言葉を投げつけるのではなく、相手の心の中に「教えという名の建物」を丁寧に組み上げていくイメージがあります。そんな「言葉の建築家(architect)」のような意識で、英語と向き合ってみるのも面白いと思います。
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