あなたのKindle本は「あなた」のものではない?Web3.0が変える「所有」の常識

Web 3.0 時代 暗号資産

突然ですが、質問です。

あなたがスマホに入れている「Kindleの電子書籍」や、ゲームで課金して手に入れた「レアな武器」。 これらは、本当にあなたのモノでしょうか?

「お金を払ったんだから、当然自分のモノだろう」 そう思うのが普通です。

しかし、Web3.0の世界では、それは**「所有(オーナーシップ)」ではなく、単なる「レンタル」**だと考えます。

今日は、私たちが気づかないうちに結んでいた「賃貸契約」の正体と、Web3.0がもたらす「本当の所有」についてお話しします。

これを知ると、デジタルの世界の見え方がガラッと変わるはずです。


1. 衝撃の事実:サービス終了で全て消える

Web2.0(今のインターネット)の世界では、私たちはプラットフォームという「大家さん」からデータを借りているに過ぎません。

例えば、ある日Amazonが「Kindleサービスを終了します」と言ったらどうなるでしょうか? あるいは、あなたのアカウントが何かの手違いで「凍結(BAN)」されたら?

その瞬間、あなたが何万円払って集めた電子書籍は、二度と読めなくなります。

オンラインゲームも同じです。 何十時間かけて育てたキャラクターも、運営会社が「サービス終了」を発表すれば、デジタルの藻屑(もくず)となって消滅します。

🏠 Web2.0 = 賃貸マンション 家賃(お金)を払って住んでいるけれど、大家さんの都合で「出て行ってください」と言われたら、何も残りません。 壁紙を変えたり、売ったりすることもできません。

私たちは「買った」つもりでいましたが、実は**「閲覧する権利」を借りていただけ**だったのです。


2. Web3.0で初めて「所有」が可能になった

この「借り暮らし」の状態を終わらせるのが、Web3.0です。 ここで登場するのが、以前の記事でも触れた**「ブロックチェーン」「NFT(エヌエフティー)」**という技術です。

Web3.0の世界では、デジタルデータに「これは間違いなく〇〇さんの所有物です」という書き換えられない鑑定書がつきます。

これが革命的なのは、**「運営会社がいなくなっても、データがあなたの手元に残る」**という点です。

🏡 Web3.0 = 持ち家 一度買えば、完全にあなたのモノです。 大家さんはいません。 誰かに貸してもいいし、リフォームしてもいいし、飽きたら「売る」こともできます。

具体的な未来のイメージ

例えば、Web3.0のゲームなら、手に入れた「剣」はあなたの財布(ウォレット)に入ります。 もしそのゲームがサービス終了しても、その「剣」はあなたの手元に残ります。

そして、**「Aというゲームで使っていた剣を、Bという別のゲームに持ち込んで使う」**なんてことができるようになるかもしれません。

あるいは、古本屋に本を売るように、読み終わった電子書籍を**「中古デジタル本」として他の人に売る**ことも可能になります。 (※Web2.0では、電子書籍の転売なんて絶対にできませんよね?)


3. 「消費」から「資産」へ

これまでのインターネットは、お金を払って楽しむだけの**「消費」**の場所でした。 映画を見て終わり、ゲームをして終わり。

しかし、Web3.0はインターネットを**「資産」**を持てる場所に変えます。

  • 買ったデジタルアートが、数年後に値上がりするかもしれない。
  • ゲームで遊んで手に入れたアイテムを売って、生活費にできるかもしれない。

これが、Web3.0が**「所有の革命」**と呼ばれる理由です。


まとめ:あなたのデータは誰のもの?

  • Web2.0: プラットフォーム(大家さん)のもの。私たちは借りているだけ。
  • Web3.0: あなた自身のもの。自由に持ち運び、売買できる。

次にスマホで何か課金をする時、少しだけ思い出してみてください。 「これは、本当に自分のモノになるのかな?」と。

Web3.0の世界は、私たちに**「デジタルの所有権」**を取り戻させてくれるのです。


(次回予告) 概念編は今回で終了です! 次回からは、いよいよ**【第2章:仕組み編】に突入します。 まずは、この世界の土台である「ブロックチェーン」**について、専門用語を使わずに「最強のノート」に例えて解説します!

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